本日は東京駅付近の定番撮影スポットをご紹介させて頂きます。これから前撮りをご検討されているカップルの皆様はぜひご参考までにご覧ください。インスタで大まかな場所は分かってはいるけど、具体的に周辺の人の多さや、どんな雰囲気のところで撮っているのか事前に知っておきたい方は意外と多いのではないでしょうか。

また、前撮り中に気を付けておくべき点をカメラマン視点でお伝えさせて頂きます。

※Googleのストリートビューと合わせてご覧いただくと、撮影スポットの具体的な場所が分かります。

  • この記事で分かること
  • 東京駅前の撮影スポット
  • 丸の内付近の撮影スポット
  • 東京駅付近のおススメ撮影ルート
  • 前撮りで気を付けておくべき点

東京駅前の撮影スポット

東京駅(丸の内口側)

グーグルマップのストリートビューで位置と実際の場所を載せていきます。

まずは定番の東京駅をバックにしての撮影です。このスポットは常時3組以上の新郎様、新婦様がおられます。なので、各組とも自然と邪魔にならないように空気を読みつつ撮影するように心掛けています。

東京駅がバックになる構図が多いですが、逆側も絵になるのでおススメです。外灯が左右対称になって玉ボケになってくれるので、こちら側も良い感じです。

ちなみに、夜景で長時間露光撮影をすると、変わった雰囲気で楽しめるので、おススメです。撮影中に車が通ったりすると、車自体は写らないですが、車のライトだけ写ります。下の写真の場合、お二人には1秒くらい止まってもらうので、動かないように頑張ってもらいます。

和田倉門

和田倉門は東京駅(丸の内側)から徒歩5分くらいのところにあるガゼボ風の建物です。道路を挟んで同じものが2つあります。

※ガゼボ ・・・ 西洋庭園にある休憩用や装飾用に庭に置かれる構造物の一つ。

ガゼボに腰かけてもらい、夜景とともに撮影するととても綺麗です。また、写真側のガゼボは、太陽が沈む方向なので、日の入りして15分後くらいに撮影すると、空模様が凄く綺麗な藍色からオレンジのグラディエーションになります。マジックアワー、薄暮、トワイライト、などと言われる時間帯ですね。

ちなみに下記写真の時間帯は冬の19時頃なので、太陽が完全に沈んだ時に撮影しております。

ガゼボでは、ご新婦様のソロショットも定番です。

ガゼボは屋根があり、ストロボの光が良い感じに当たってくれるので、肌の質感に透明感が出ます。バックの高層ビルが玉ボケになってくれるので、これも良い演出です。

和田倉門の真横も撮影スポットとしては、おススメです。街のイルミネーションが良い感じに栄えます。

和田倉門は2つありますが、2つの門の間での撮影も都会な感じでおススメです。こちらの写真も長時間露光での撮影です。信号が変わって、車の通りが多くなった頃合いを見計らって撮影しております。

丸の内周辺の撮影スポット

続いて、丸の内周辺での撮影です。撮影映えするスポットが密集しているので、移動距離が少なくドレス姿でも疲れにくいのでおススメのスポットです。

三菱一号館美術館

外観が赤レンガなので写真映えするスポットです。また、中庭があるので、緑が多いため人気の撮影スポットになっております。

こちらの一枚は、美術館のバス停横での撮影なので、結構人通りが多いです。人通りが多いので、それを利用して撮影する事もありかと思います。

外観の次は、中庭です。中庭は一般の方が休憩される場としても使用されるので、本日紹介させて頂いている場所の中では、人は多い方かもしれません。

グリーンが多いので前ボケで使用すると、雰囲気が出て良い演出になります。また、赤レンガが特徴的で、日本ではない雰囲気での撮影ができるので、おススメです。

ティファニー前

婚約指輪をティファニーにされた方は、お店の前で定番ショットを撮られる方も多いです。

婚約指輪を箱から取り出して、膝をついてプロポーズをされるカットは定番です。

明治生命館

明治生命館の営業時間中は撮影不可なので、早朝か夜での撮影になります。建物の門がとても重厚感があるので、その前で撮影されると他の場所には無い雰囲気が出るのでおススメです。

重厚な門は、地下鉄の入り口前にあるので、人通りが多いので照れる方は少し我慢してもらう必要があります。夜の撮影ではストロボを使うことで、雰囲気が違って良い感じになります。

こちらの建物は重厚な門以外にも外観がオシャレなので、門での撮影前後に外観を入れて撮影されると良いかもしれません。下の写真が、安田生命館の外観で撮影したものです。

東京駅付近のおススメ撮影ルート

狭い範囲に撮影スポットが多いのは、とても有難いですが、撮影順が決めにくい場所でもあります。無駄な時間を省いて、効率良く周りたい方はぜひご参考ください。

マジックアワーを東京駅付近で撮影しない方向け(所要時間1時間程度)

マジックアワーが関係ない場合は、時間の都合により和田倉門での撮影を省く場合が多いです。

  • スタート:東京駅
  • 明治安田生命館
  • ティファニー前
  • 三菱一号館美術館

マジックアワーを東京駅付近で撮影する方向け(所要時間2時間程度)

マジックアワーでの撮影を入れる場合は、その時間帯を軸にしてルートを組み立てる必要があります。マジックアワーは20分程度で終わってしまうということや、その時間帯は人気なので、他の組の方が撮影されているのを待つ時もあります。なので、少し時間に余裕を持って撮影します。

和田倉門の撮影時にマジックアワーでの撮影を持ってきているのには理由があります。それは、撮影する方角が日の入りする方向なので、オレンジから藍色の綺麗なグラディエーションの空がばっちり撮影できるからです。

とは言え、これはカメラマンの意見です。マジックアワーでの撮影は別の場所で撮影したいとご希望があれば、カメラマンにお伝えするとそのようにルートを組み立ててくれるかと思います。

  • スタート:三菱一号美術館
  • ティファニー前
  • 明治安田生命館
  • 和田倉門(マジックアワーでの撮影)
  • 東京駅

前撮りで気を付けておくべき点

インスタに写真を挙げているカメラマンであれば、どんな雰囲気の写真を撮るのかが事前に分かるかと思います。なので、ご自身の好みであれば、お任せでも良いですが、欲しい構図があれば事前にカメラマンに伝えておく方が良いです。その理由なども含めて詳しくお伝えさせて頂きます。

カメラマンとの事前打ち合わせ

ホテルが提携しているカメラマンの場合、事前のお打ち合わせは撮影当日になると思います。なので、カメラマンに会った時に希望のカットをスマホの画面でも良いのでお伝えしておくと良いです。

また、担当プランナーさんに事前に希望カットをデータでお渡ししておくと、提携カメラマンが事前確認でき、撮影時間の短縮になるのでおススメです。

イメージの共有

カメラマンに具体的に画像を伝えておけば、イメージの共有ができるかと思います。なので、よっぽどイメージと違う写真が撮られることはないと思います。

しかし、希望カットの画像を用意できなかったり、当日カメラマンに確認してもらうことができない事もあるかと思います。そういう時は、言葉で“自然な感じで撮影してほしい”や“ドラマチックに撮ってほしい”とお伝えしただけでは、「思っていたのと違う。。」となってしまう可能性が少なからずあります。

そんな時は、当日に撮影してもらう毎に、その場で撮影カットを見せてもらうと良いかと思います。そうすると、希望したイメージから外れる事は少なくなるので、おススメです。

小物等の用意

ガーランドやバルーンなどを持ってきている場合は、撮影前にカメラマンにお伝えしておくとスムーズです。

  • この記事のまとめ
  • 東京駅付近の撮影スポット
  • 丸の内駅付近の撮影スポット
  • 東京駅付近のおススメルートはマジックアワーの有無で2パターンある
  • 撮影前にカメラマンと撮影イメージの共有をしておく事が大事