本日は東京国立博物館の前撮り撮影についてご紹介させて頂きます。歴史的建造物での撮影になり、他では撮影できないショットが多く、人気のスポットですのでご検討されている方も多いのではないでしょうか?

予約時の注意事項や時間制限がある中で効率よく撮影する方法をご紹介していきます。

余談ですが、TVドラマのロケ地としては、半沢直樹、SPEC、SUITSとかに使用されていますね。

  • この記事で分かること
  • 東京国立博物館の予約方法
  • 撮影料金、撮影場所など
  • 効率良く撮影するには?

東京国立博物館の予約方法

まず初めに注意しなければならない点は、“個人名義”は予約ができないという事です。法人名義でしか予約ができません。ですので、この場所で撮影したいというカップルは、カメラスタジオや会社を設立しているカメラマンに依頼する必要があります。

事前にご希望のお日にちが空いているか、ご確認だけしておいて予約はカメラマンに依頼するとスムーズに進みます。

余談ですが、館内はエアコンがありませんので、ご自身で体調管理をする必要があります。蓋つきのペットボトルは館内に持ち込みが可能だそうなので、夏場はご持参されるのも良いかもしれません。

利用可能時間について

博物館の営業時間外になります。深夜0:00~9:00、夕方17:30~24:00の間になります。(ステンドグラスから日が差し込むカットがSNSでアップされていますが、夕方かと思いきや、早朝の時間帯に撮影されていたりします。)

撮影料金は21,000円からです。平日や土日祝、時間帯によっても変わりますので、ご希望の時間帯やお日にちを確認されると良いかもしれません。

ちなみに、平日の夕方からの撮影をご検討されているカップルに向けて、撮影料金が少しだけお得になる方法があります。それは、開始時間を17:30から18時の間で予約するというものです。

こうすることで、通常料金21,000円/時が適用されるので、18時から開始する場合と比較すると4,000円ですが、お安くなります。

特に夏場は日が落ちるまでの時間が遅くなりますので、夕方の早い時間帯17:30開始にされると、ステンドグラスから差し込む光が幻想的な雰囲気を演出してくれる中で撮影できるかもしれません。

撮影場所について

東京国立博物館のホームページに撮影可能な場所が凄く丁寧に紹介されていますので、そちらを参考にさせて頂きながら、お伝えさせて頂きます。

受付について

西門から入場します。西門の警備室にて来場者の名前を記入後、腕章をお借りします。お車でお越しの場合は、駐車許可証もお借りします。

ここから東京国立博物館のスタッフが1名付き添いしてくださいます。

撮影中も常にスタッフの方が付き添ってくださるので、困ったことがあれば、すぐに確認が取れます。

ちなみに、受付から本館エントランス前までの移動時間は、車で3、4分です。

撮影前に実施する事

コロナウィルスの影響で、うがい手洗いをする必要があります。撮影を始める前にスタッフの方から案内して頂いて各自トイレでうがい手洗いをします。紙コップを持参されていると、うがいしやすいかと思います。

また、ブーケが生花の場合は、アルコールスプレーで除菌する必要があります。

撮影場所について

本館エントランス

東京国立博物館の定番スポットです。迫力のある大階段で色んなポーズや角度で撮影したいですね。

(参考URL:file:///C:/Users/suyim/Downloads/TNM_Location_guide.pdf)

本館ラウンジ

館内からラウンジへは行けず、外からの入館となります。その際、セキュリティの関係で、シャッターが閉まっていますので、スタッフの方が開けてくださいます。ただ、このシャッター開閉の場所が遠いところにあるので、ラウンジで撮影する場合はシャッターの開閉に10分程の余裕を持つ必要があるので、要注意です。

ちなみに、本館エントランスからラウンジまでは、片道3、4分くらいです。シャッターの開閉待ち時間と合わせると、往復で20分は移動と待ち時間で取られます。

表慶館外観

日本で初めて本格的な美術館として誕生した歴史がある建造物です。過去にはカルティエとかブルガリの展示があった場所なので、ブライダルとは少なからず縁がある場所ですね。

本館とは真横に位置していますので、外観撮影だけでしたらお時間がそこまで掛かりませんので、良いかもしれません。

効率良く撮影するには?

事前にご希望のカットをカメラマンと共有される事をおススメします。カメラマンはその内容を拝見して撮影スケジュールを組み立てます。例えばエントランスでのご希望カットが多い場合は、エントランスでの撮影時間を多くとるなどして、ご希望のカットをできるかぎり全て撮影できるように組み立てます。

撮影時間について

1時間単位で予約が可能です。撮影時間はできれば2時間あると、ある程度余裕を持てるので色んな角度から撮影でき、ご満足のいく内容になるかと思います。

本館エントランスのみの撮影であれば、1時間でも撮影できますが、カット数がだいぶ少なくなります。特にコロナウィルスの影響により、現地でうがい手洗いを実施する時間が必要になった分、余裕を持って2時間予約されると良いかもしれません。

場所代のお支払いのタイミングについて

東京国立博物館から請求書が撮影後1週間程度で郵送されてくるので、そこに記載されている銀行口座にお振込みをします。また、成果物として、撮影したお写真を東京国立博物館に送付する必要があります。

  • この記事のまとめ
  • 予約は個人名義では不可。法人名義のカメラマンやスタジオに依頼すること。
  • 撮影時間は2時間あると余裕を持って撮影できる。
  • 事前に希望カットをカメラマンと共有すると効率良く撮影できる。