ホテルウェディングや神社仏閣で挙げるような形式ばった結婚式は相変わらず人気ですが、最近特に人気なのが、ナチュラルウェディングです。

小物やアイテム、演出が今までの内容とは異なり、一つ一つがオシャレなもので構成されており、お二人とゲストの距離感が近いのが特徴です。

そんなナチュラルウェディングを挙げるにはどうすれば良いのか?形式的な挙式・披露宴ではない雰囲気にするコツや抑えるべきポイントをご紹介していきます。

  • この記事で分かること
  • ナチュラルウェディングの魅力とは?
  • オシャレなナチュラルウェディングをする為のアイテムとは?
  • 会場選びで抑えるべきポイントとは?

ナチュラルウェディングの魅力とは?

インスタなどSNSでは良くお写真が上がっているのをご覧になる機会が多いかと思います。お写真を見ると、どれもオシャレな雰囲気だったりしますね。会場や小物がオシャレなのはもちろんのこと、その場の雰囲気にも魅力が多いのが特徴です。ナチュラルウェディングの魅力を挙げると以下の2点です。

ナチュラルウェディングの魅力

  • 空間がオシャレなのにも関わらず、お二人もゲストも自然体で過ごせるアットホームさ
  • ガーデンや会場内に装飾されているたくさんのグリーンによる温かみある会場

空間がオシャレなのにも関わらず、お二人もゲストも自然体で過ごせるアットホームさ

挙式はガーデンで執り行う事が多いため、晴れた日に木漏れ日が差し込む外での挙式ができます。外での挙式なので、鳥のさえずりや木々のざわめきが良い演出になります。開放感もあるため、ゲストの皆様は自然と笑顔になりますし、お二人もそこまで緊張せずに本番を迎える事ができます。

また、お二人のテーブルと言えば高砂ですが、定番の大きなテーブルに装飾があるようなタイプではなく、ソファの横に小さめの丸テーブルが配置されているタイプなので、ゲストとの距離がとても近いのが特徴です。

ガーデンや会場内に装飾されているたくさんのグリーンによる温かみある会場

ナチュラルウェディングの会場と言えば、自然が身近に感じられる装飾です。挙式会場は緑がいっぱいあるガーデンで執り行われることが多いです。主に海外で実施されるイメージですが、最近は日本でも多くの会場がとても素敵なガーデン挙式会場を備えているところがあります。ナチュラルウェディングを目指されるのであれば、ガーデン挙式ができる式場を優先的に選ばれるのも一つのポイントです。

オシャレなナチュラルウェディングをする為のアイテムとは?

ウェディングは様々なアイテムが必要になります。それらの統一感によって、会場の雰囲気はガラッと変わるものです。ナチュラルウェディングをする場合はどのようなテイストのアイテムが必要になるのか、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。

今回、紹介させて頂く内容です。

  • ウェディングドレス&タキシード
  • ブーケ&ヘアスタイル
  • メインテーブル
  • 会場コーディネート
  • ウェディングケーキ
  • ペーパーアイテム
  • ウェルカムボード
  • 挙式&披露宴の演出

ウェディングドレス&タキシード

ウェディングドレスはエンパイアラインドレスや、ボリュームを抑えたAラインドレスがおすすめです。色は純白にされるよりは、オフホワイトやアイボリーなどの温かみのあるお色にすると、ガーデンのグリーンと映えます。

ゲストの皆様と距離が近いため、トレーンの長さが短めのドレスの方が動きやすいというメリットもあります。

男性が身につけるのは、ネクタイではなく蝶ネクタイにされたり、上着ではなくジャケットにされたりなど遊び心がある服装にされるのがおすすめです。お色はドレスとの相性で選ばれるとなおよしです。

ヘアスタイル&ブーケ

ヘアスタイルはトップでまとめてボリュームを持ってくるよりも、あえて緩めのまとめ髪にして、髪の毛をおろすスタイルにするとナチュラル感が出るのでおすすめです。ヘアセットは生花などでアレンジされるとナチュラル感のある髪型に華やかさが増してさらに良いかと思います。

ブーケには、クラッチ、ラウンド、リース、キャスケードなど様々な形状によって種類があります。その中でもナチュラルな雰囲気にお似合いなのが、グリーンが多めのボリューム感があるクラッチブーケや、リースブーケです。クラッチブーケは茎の部分をあえて長めに残して束ねたブーケです。

また、ブーケに使用する花は生花も良いですが、ドライフラワーにしてアレンジされるのもおすすめです。ドレスや会場の雰囲気によって決められると良いかもしれません。

メインテーブル

お二人が座る場所はソファで、両サイドに小さい丸テーブルがあるものが主流です。ゲストとの距離感が近いので、くつろいでコミュニケーションをとることができます。メインテーブルの装花は両サイドに配置されていたり、ソファの後ろにアーチ状に配置されていることが多いです。また、キャンドルなどで演出するケースもあります。

会場コーディネート

人工的な色合いよりも、くすんだ色合いで統一されるとナチュラル感が出ます。オリーブの葉っぱや、苔などのグリーンばかりではなく、カスミソウなどシンプルな花で装飾すると、より良いかもしれません。また、英字の古書などで演出するのも個性が出ておすすめです。

ウェディングケーキ

フルーツなどでデコレーションされたケーキも捨てがたいですが、ナチュラルウェディングで統一されるのであれば、華やかな装飾がほとんどされていないネイキッドケーキがおすすめです。

装飾がされていないので、演出としてカラードリップをされることをおすすめします。カラードリップとは、ネイキッドケーキにマンゴーやイチゴ等のフルーツソースをお二人で掛ける演出です。ケーキ入刀の代わりに実施される方が多いです。

ペーパーアイテム

披露宴会場の席札やメニュー表などもナチュラルウェディングならではのデザインで、あえてシンプルにされると統一感があっておしゃれです。素材についても、自然素材のモノを選ばれると雰囲気が出るのでおすすめです。

ウェルカムボード

ウェルカムボードは前撮りで撮影したお写真を飾られることが多いですが、ナチュラルウェディングでは、シンプルに木製のボードに文字のみでデザインして、額縁の代わりにグリーンを配置したり、リボンをあしらうと良いかもしれません。

会場選びで抑えるべきポイントとは?

小物などのアイテムや演出をナチュラルウェディングの雰囲気にしても、会場のテイストが異なってしまっては元も子もないですよね。

では、どういうポイントを抑える必要があるのかをお伝えしていきます。

  • ガーデンがある会場を選ぶこと
  • 挙式会場、披露宴会場ともに、自然光が入る会場であること

ガーデンがある会場を選ぶこと

会場内に緑が多いことがとても大切です。特にガーデン挙式が可能な会場であればなお良いです。晴れた日、緑がいっぱいのガーデンにバージンロードを作り、その両サイドにゲストが座るための椅子を準備します。ゲストの皆様や緑に囲まれた中で挙げる挙式は開放感がありとても特別に感じる事と思います。

挙式会場、披露宴会場ともに、自然光が入る会場であること

仮に当日の天気が雨でガーデン挙式ができなくとも、室内の挙式会場に自然光が入ってくるような会場であれば良いかと思います。自然を感じながらの挙式は気持ちがリラックスして自然と笑顔になりやすいものです。

ホテルウェディングよりもゲストハウス等の方がナチュラルウェディングの雰囲気に合っている場合が多いです。せっかくの機会なので、ぜひ細部にまでこだわって挙式・披露宴を執り行われると楽しいかと思います。

  • この記事のまとめ
  • ナチュラルウェディングの魅力は、お二人もゲストも自然体で過ごせるアットホームさ
  • ナチュラルウェディングをする為のアイテムは、シンプルでグリーンが多いもので揃える
  • 会場選びで抑えるべきポイントは、ガーデンがあり、自然光がたっぷり入る会場が良い